白いシバザクラの群生。五弁の小花が密集して咲き、花芯は淡い黄色。奥は緑にぼけている。
白い星が寄り集まって、斜面を一面に埋める。シバザクラの花言葉は「一致」——競わず、寄り添って咲く花だ。
実家の庭に咲く白いシバザクラの群生を横から捉えた一枚。右手前にピントが合い、左奥はやわらかくぼける。花芯はオレンジがかった黄色。
春の光を受けて、白が奥へと流れていく。シバザクラの花言葉は「温和」——控えめだが、揃えば景色を変える。

シバザクラ 春の訪れ。Moss Phlox — The Arrival of Spring

白いシバザクラの群生。五弁の小花が密集して咲き、花芯は淡い黄色。奥は緑にぼけている。
白い星が寄り集まって、斜面を一面に埋める。シバザクラの花言葉は「一致」——競わず、寄り添って咲く花だ。

実家の近所に、毎年この花が咲く。シバザクラだ。誰が植えたのか、いつからあるのか、正直よく覚えていない。気づいたときには、もう当たり前のようにそこにあった。

一輪ずつ見れば、白い五弁の地味な花にすぎない。派手さはない。けれど春になると、示し合わせたように一斉に咲いて、地面を白く染める。この密度と揃い方が、たぶん俺は好きなんだと思う。

実家の庭に咲く白いシバザクラの群生を横から捉えた一枚。右手前にピントが合い、左奥はやわらかくぼける。花芯はオレンジがかった黄色。
春の光を受けて、白が奥へと流れていく。シバザクラの花言葉は「温和」——控えめだが、揃えば景色を変える。

帰省のたび、特別に眺めるわけでもない。ただ、近所の道端で変わらず咲いているのを見ると、あぁ今年も春が来たな、と思う。桜のように人を集めるでもなく、誰に見られなくても、律儀に咲く。

その静かさが、実家という場所によく似合っている。


Camera: SONY NEX-5N.

← Back to Gallery

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です